住宅ローンが払えなくなったらどうなるの?対処法もご紹介!

「もしものことがあって住宅ローンが払えなくなったらどうしよう」

このようにお考えの方は大変多くいらっしゃるでしょう。

今回は、住宅ローンが払えなくなったらどうなるのか滞納期間ごとにご紹介します。

また、住宅ローンが払えなくなったときの対処法も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□住宅ローンが払えなくなったらどうなるの?

もしものことを考えると、誰しも不安になりますよね。

ここでは、滞納期間ごとに金融機関がとる処置をご紹介します。

・滞納1ヶ月~3ヶ月

遅延日数分だけ住宅ローンの元金部分に遅延損害金が追加されます。

また、金融機関から催告書や督促状が届き始めます。

ブラックリストに掲載される場合もあります。

・滞納4ヶ月~6ヶ月

3ヶ月を超えて滞納してしまうと、借入やクレジットカードの使用などが制限される可能性があります。

金融機関からは、「期限の利益の喪失」に関する通知が届き、一括返済を求められます。

また、代位弁済通知が届き、保証会社が代わりに金融機関へ返済を行います。

この時点では、保証会社が住宅ローンの返済を負担していることになります。

そのため、不利益を出さないために、保証会社は裁判所に競売を申し立てます。

・滞納7ヶ月以降

マイホームは任意売却されたり、競売にかけられたりします。

この時点で、マイホームを取り戻すことは難しいでしょう。

任意売却や競売が成立すると、立ち退きを迫られることになります。

上記でご紹介した内容は、金融機関によってスケジュールが前後するため、担当の金融機関先に一度確認を取ることをおすすめします。

□住宅ローンが払えなくなったときの対処法をご紹介!

続いて、住宅ローンが払えなくなったときの対処法をパターンごとにご紹介します。

・住宅ローンを滞納していない場合

ローンを滞納していない場合は、借り換えや団体信用生命保険の適用、不動産会社仲介による不動産売却が選択肢として挙げられます。

・既に住宅ローンを滞納している場合

既に住宅ローンを滞納している場合、通常の売却手段は利用できない場合が多く、任意売却が主な対処法と言えます。

・滞納に関わらず高齢者である場合

高齢の場合は、リバースモーゲージがおすすめです。

リバースモーゲージとは、自宅に住み続けながら、その自宅を担保にお金を借りられるサービスで、60歳~80歳の方を対象にしている場合が多いです。

□まとめ

この記事では、住宅ローンが払えなくなったらどうなるのか滞納期間ごとにご紹介しました。

また、住宅ローンが払えなくなったときの対処法も併せてご紹介しました。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。