解決実例の紹介
お悩み:収入減
自己破産したいが奥様が連帯保証人になっている
職業:会社員
年齢:47歳
家族:妻、子供3名
物件種別:戸建
残債:2800万円
売却価格:2050万円
Yさんは6年前に新築戸建を購入。営業マンから紹介された銀行で頭金は0円で3200万円のローンを組みました。当時の年収は800万円あったため、月々93000円の返済は余裕を持ったつもりでしたが、会社の業績悪化と共にYさんの年収はみるみる減少。ご相談いただいた時にはぼぼ半分の年収450万円まで減少していました。さらに、お子様が3名おり、収入と反比例するように教育費は増加していきました。一番上のお子様が大学入学する際に入学金が足りず、消費者金融から借りてしまい、雪だるま式に借金は増加。住宅ローンの返済が続けられないと自己破産を検討しましたが、奥様が保証人になっているため、何とかできないかと当センターにご相談いただきました。
Yさんにお話をお伺いしたところ、住宅ローンと消費者金融の他に固定資産税も滞納していました。さらに、Yさんのご自宅は価格下落が激しく、3200万円で購入した自宅は2000万円程度にまで値下がりしていました。残債はまだ2800万円あり、当初は債権者から任意売却の同意が得られず、残債と諸経費を合計した2900万円で販売をスタート。販売開始直後は相場より800万円も高いため、全く反響はありませんでした。その後、債権者には販売状況報告と追加資料を毎週提出。少しずつ価格を下げることに合意してもらい、最終的には2050万円で売却することができました。
現在は近くの賃貸マンションに引越したYさん。残債は毎月5000円ずつ返済を続けています。
Yさんの物件は残債と相場価格が大きく離れており、また、ローンを組んでからまだ6年しか経っていなかったため、債権者からの同意を得るのに時間がかかってしまいました。任意売却後の住まい探しもお手伝いさせていただき、「ここから新しい人生をもう一度始める」と嬉しそうにお話していただけました。ありがとうございました。