解決実例の紹介
お悩み:相続のお悩み
相続税の未納が続き、滞納で差押えされてしまった
掲載:2013年9月
年齢:67歳
家族:妻
物件種別:収益物件
残債:2,054万円(相続税+延滞税)
売却価格:3億1,380万円
年齢:67歳
家族:妻
物件種別:収益物件
残債:2,054万円(相続税+延滞税)
売却価格:3億1,380万円
ご相談内容・経緯
ご相談いただいたHさんの実家は個人事業主として不動産賃貸業を行う資産家でした。Hさんのご両親が相次いで亡くなり、ご両親が所有していた不動産は相続に。長男のHさんを含め3名の法定相続人がおり、ご両親の面倒を見ていたHさんは相続財産の増額を希望していました。しかし協議は一向にまとまらず、ご相談いただいた時には相続から8年が経過していました。Hさん以外は相続税を納めていましたが、Hさんは相続税を支払っておらず、財務省に相続財産を差押えされてしまいました。困り果てたHさんから、何とか解決できないかとご相談いただきました。
ご提案内容と解決方法
Hさんのご両親が遺した相続財産を計算したところ、ご相談時点での総額で約2億8,000万円、対してHさんの相続税は約900万円でした。しかし、Hさんの滞納額は延滞税も含め2,000万円以上に膨らんでいたのです。早速Hさんの妹さん2名と相続協議の場を設けました。Hさんと妹さん達とは実に6年ぶりの再会となりました。その後何度も協議を重ね、Hさんが相続財産の36%、妹さんがそれぞれ32%とすることで合意することができました。
任意売却後の生活
売却経費を除いた手残りの相続財産は約3億400万円となりました。Hさんはその36%、1億940万円を受け取り、そこから滞納していた税金の支払いもすることができました。
担当者の一言
相続税の長期間に渡る滞納で延滞税の金額は驚くほど高額となってしまいます。今回はもとの税金のおよそ3倍になってしまっていました。住宅ローンと税金の滞納、未納でお困りの場合はお早目にご相談ください。